認知症の患者の中には、突然いなくなる患者がいます。在宅看護だけの問題ではありません。昔は、介護施設でも施設の管理が今ほどではなく施設の利用者が外出をされて大事件に発展したというケースもあります。今は、そういうケースが無いように介護施設は厳重に出入り口を管理しています。患者が突然いなくなる現状は、認知症ンの「徘徊」という現象です。この現象は、患者の脳内にある「安全な場所」や「居心地の良かった場所」の場所に帰る行動といわれています。しかし誰かに行き先を告げていくのではなく、その時の気分で出かけるのです。だから皆が心配しますし、中には亡くなってしまう人もいらっしゃいます。
これは絶対に避けなくてはいけない事です。場所は、在宅でも施設でもどこでも構いませんが、認知症患者の徘徊は確実に避けなくてはいけません。その方法として、患者を守るためには24時間患者を監視しないといけない。と思われるかも知れません。それ以外の方法はないと言われる人もいるかも知れません。ですが、それは間違っています。在宅であれば、監禁や軟禁といった形は嫌だと先走った考えをされる人もいるかも知れませんが、その考えかたがいけないのです。軟禁や監禁ではなく事故にならないように未然に防止するのです。鍵を2重や3重にする。認証式のものに変える等の方法があります。施設であれば出入り口を全てカードや番号式で管理することで問題が解決されます。徘徊してしまう恐れのある患者をターゲットにするのではなく、全ての患者の安全の為に出入り口をロックするのです。在宅でも同じことです。
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